地域・労働・貧困と教育
講座 教育実践と教育学の再生 第4巻
編著者 | 教育科学研究会 |
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ISBN | 978-4-7803-0596-8 C0337 |
判 型 | A5判 |
ページ数 | 292頁 |
発行年月日 | 2013年12月 |
価 格 | 定価(本体価格2,800円+税) |
ジャンル |
いのちと暮らしを守り、地域をつくり地域と結びあう教育
私たちは今、多様なリスクを背負った社会に生きています。生活の基盤である地域の営みにしても、雇用・労働にしても、不安定さを増すばかりです。東日本大震災と原発災害は、その不安定さを際立たせました。いっそうの貧困化がすすむ3・11後の社会において家族・地域がゆらぐなかで、子どもの育ち、若者の自立のための支援をどうすすめたらいいのか。地域の再生のあり方を模索しつつ、課題を探ります。
第1章 震災からの地域の再生・復興
第2章 地域の営みと教育の営みを結ぶ
第3章 子ども・若者支援と地域ネットワーク
こんにちの子どもの生育史、不安・悲しみ・喜びなどの生活感情、世界と自分への問いと学習への要求などの理解をとおして、教育と教育学について考えます。
また、子どもへの援助と子育て・教育の実践にとっても、研究にとっても、おとな・発達援助専門職・教師の生き方を考えるうえでも、避けて通れない根本問題ー子ども理解への接近を試みます。
教育科学研究会
編集委員
細金 恒男
早稲田大学
境野 健兒
福島大学名誉教授
児美川 孝一郎
法政大学