13〜14世紀の中国
中国の歴史・現在がわかる本第3期 第1巻
編著者 | 渡辺 信一郎:監修・吉野 正史:著 |
---|---|
ISBN | 978-4-7803-0882-2 C8332 |
判 型 | A4判上製 |
ページ数 | 36頁 |
発行年月日 | 2018年09月 |
価 格 | 定価(本体価格2,800円+税) |
ジャンル |
モンゴル帝国と、その宗主国である中国王朝・大元ウルス(元)の時代を紹介。漢人中心の「小さな中国」とその周辺を支配した「大きな中国」の時代であり、現代中国の多様性を理解するためのさまざまなヒントがかくされている。
1.「大きな中国」と「小さな中国」
2.新しい民族と国
3.モンゴル帝国の出現と中国
もっと知りたい!モンゴル帝国の拡大と分裂
4.大元ウルスの中国統一
5.モンゴル時代の東西交流
6.モンゴル時代の世界地図
7.大元ウルスと日本
もっと知りたい!13世紀のアジア情勢
8.大元ウルスの宗教政策
9.モンゴル時代の中国社会
10.中国文化のあらたな流れ
11.大元ウルスの滅亡
もっと知りたい! 海から見たモンゴル時代
中国が世界での存在感を高めている今、日本人は中国・中国人についてもっと理解し、よりよい関係を築く方法を考えなければなりません。この本は、一般的な中国大陸の王朝交代史や支配者同士の日中関係史ではない新しいシリーズとするため、専門家11名が集結・企画。中国が中国として成立していく過程に着目した新たな構成で、古代から現在までを三期9巻に区分しました。
渡辺 信一郎
1949年京都市生れ。京都教育大学卒業、京都大学大学院博士課程東洋史学專攻単位修得退学(京都大学文学修士)。現在、京都府立大学名誉教授。
吉野 正史
1976年東京都生まれ。台湾清華大学で修士課程修了後、早稲田大学文学研究科博士後期課程単位取得退学。元早稲田大学非常勤講師。専門は、12世紀~15世紀中国の政治史。