和合亮一が語る福島
講演会・インタビューと奈良女子大生の福島訪問記
奈良女子大学文学部〈まほろば〉叢書
著 者 | 鈴木 康史 |
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ISBN | 978-4-7803-0756-6 C0395 |
判 型・ | A5判 |
ページ数 | 160頁 |
発行年月日 | 2015年04月 |
価 格 | 定価(本体価格1,600円+税) |
ジャンル |
震災4年目を前に、和合亮一は福島になにを見、なにを伝えようとするのか
震災から三年。被災地の詩人としてツイッターで発信を続けてきた和合亮一が、奈良女子大学の講演会をきっかけに、学生に福島を案内する。汚染土が野ざらしに積まれた飯館。人のいまい町、小高。疑心暗鬼のなか、3年目は笑うしかない、とたくましく語る地元住民。和合さん自身も震災後、初めて目の当たりにする原発建屋ー。
旅するなかで、原発災害がもたらした現実が語りかけるものとは。文学は、震災にどう立ち向かうのか。
奈良女子大生が講演会、インタビュー、訪問の記録をまとめる。
1)和合氏の震災体験、創作の原点、その手法から人柄までが分かる
2)和合氏が独自の視線で3年目の福島を案内する
3)女子大生による初々しい視点で、被災地の現状がわかる
はじめに
第一章 「福島に生きる 福島を生きる」
第二章 「僕は震災では変わってないんです」
第三章 奈良女子大生による和合さん訪問記
まとめにかえて