若狭の聖水が奈良に湧く
「お水取り」「お水送り」の謎
著 者 | 土岐 直彦 |
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ISBN | 978-4-7803-0908-9 C0039 |
判 型 | 四六判 |
ページ数 | 96頁 |
発行年月日 | 2017年02月 |
価 格 | 定価(本体価格800円+税) |
ジャンル |
奈良・東大寺の有名な「お水取り」(3月12日)。その10日前に遠く離れた若狭で「お水送り」の行事があり、奈良に向かう水が通る言い伝えが京都をはじめ各地に残る。
その謎を元朝日新聞記者が追う。
水の道 若狭→京都「水が通っていた」/ 奈良とも「つながっていた」/ 兵庫にも「若狭の聖水」伝承
【聖水湧く】
海の道 祭神は唐人姿で降臨/ 海産物、朝廷に納める/ 外来の海の民の痕跡
仏の道 東大寺高僧の出生伝承/ 国家関与の若狭神宮寺/ 東大寺への「観音道」
【鵜と日本神話】【「不老不死」の国】
歴史の道 最古の鯖街道、歴史秘め/ 若狭を象徴する「サバ」「水」
土岐 直彦
元朝日新聞記者、ジャーナリスト。沖縄の『月刊琉球』や『週刊金曜日』に沖縄問題の論考を掲載。「戦争法」廃案や沖縄と連帯する市民運動に関わる。