安倍改憲の野望 増補版
この国はどこへ行くのか
著 者 | 樋口 陽一・奥平 康弘・小森 陽一 |
---|---|
ISBN | 978-4-7803-0717-7 C0031 |
判 型 | 四六判 |
ページ数 | 172頁 |
発行年月日 | 2014年08月 |
価 格 | 定価(本体価格1,500円+税) |
ジャンル |
集団的自衛権の閣議決定に伴い、2013年10月に刊行された前著に、新たな問題点を補筆して増頁、『増補版』として改めて世に問う!
自民党憲法草案は孤立と亡国の道だ。96条と立憲主義、集団的自衛権の閣議決定…96条の会代表と9条の会よびかけ人が徹底討論。
1 憲法九十六条と立憲主義
2 集団安全保障と集団的自衛権
投稿者:男性・55歳・公務員
評価:☆☆☆☆
安倍が靖国神社を参拝するなど、日本国憲法を全く無視(というか、彼は憲法はそもそもどの様なものか、理解するような頭脳を持ち合わせていない)するような動きの中で、全人類の知恵の結晶である日本国憲法を守っていくために、自分がどの様に活動していくか、大変参考になりました。愚直に活動するのみです。
投稿者:男性・83歳
評価:☆☆☆☆
これ程レベルが高く、トーンが一貫している鼎談は読んだことがありません、「9条の会」を8年やっていて、強の状況にぶつかりました。お三人から与えられた地検を励みに頑張ります。
投稿者:男性・49歳
評価:☆☆☆☆
p11の樋口氏の発言の冒頭で、この野望の主がどのような者であるか、はっきり指摘されているのが印象的でした。後半で改憲はアジア諸国との関係抜きにはかんがえられないことが語られていますが、そこで、「日本国憲法は国際公約である」との加藤周一氏の言葉が思い出されました。おもしろい本だと思います。
樋口 陽一
東京大学名誉教授、日本学士院会員、「九十六条の会」代表。
奥平 康弘
1929年5月19日〜201年1月26日。憲法学者、東京大学名誉教授、エッセイスト。専攻は、表現の自由、及びアメリカ合衆国憲法。九条の会よびかけ人、立憲デモクラシーの会共同代表などを務める。
小森 陽一
1953年東京生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。成城大学助教授を経て東京大学教授。専攻は日本近代文学。2004年6月に結成された「九条の会」事務局長。