石田梅岩
峻厳なる町人道徳家の孤影
著 者 | 森田 健司 |
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ISBN | 978-4-7803-0768-9 C0321 |
判 型 | 四六判上製 |
ページ数 | 192頁 |
発行年月日 | 2015年05月 |
価 格 | 定価(本体価格1,900円+税) |
ジャンル |
「学問とは、ものを覚えることではなく、「考える力」を身につけることだ」「利潤は追求すべくだが、公共性を失わない範囲にとどめるべきものだ」ー江戸時代にあって、儒教、仏教、神道どれにも縛られない自由な思考で、商業道徳にとどまらず、社会の中における人生の意味を問うた梅岩。それは現代においてこそ蘇らせるべきものだ。
第一章 東懸村の勘平少年
第二章 京都で商人として生きる
第三章 小栗了雲という衝撃
第四章 思想家への転身
第五章 真の学問とは何か
第六章 商人を語る
第七章 心は形が規定する
第八章 倹約のすすめ
第九章 再説・倹約の進め
第十章 人の生きる意味
補 章 梅岩亡き後の心学
森田 健司
大阪学院大学経済学部准教授。専攻は社会思想史、日本哲学。