一篇の詩に出会った話

著 者

Pippo

ISBN

978-4-7803-1115-0 C0095

判 型

四六判変型

ページ数

128頁

発行年月日

2020年10月

価 格

定価(本体価格1,800円+税)

ジャンル

文学・小説・エッセイ

「詩との出会い」で人生が揺さぶられることもある―。
11名の胸の小箱をそっと開けて。近代詩伝道師Pippoときく、とっておきの話。
【インタビュイー】
西加奈子/穂村弘/後藤聖子/加賀谷敦/前野久美子/出光良/能町みね子/辻村深月/右手新土/青柳しの/宮内悠介

西加奈子(作家)

ほんまにそう思ったんだったら、それでええやん

山崎方代(短歌)

穂村弘(歌人)

世界全体を含む一行

「サスケ」オープニングナレーション

後藤聖子(七月堂)

背中をどん! と押されるような

西尾勝彦「ひきだし」

加賀谷敦(あんず文庫)

ひとつの「居場所」になれたらいい

室生犀星「小景異情 その二」

前野久美子(book cafe 火星の庭)

混沌とした――でも安らぐ場所

金子光晴「おっとせい 一 三」

出光良(会社員)

人生の一部、自分の体の一部

立原道造「中学一年生は誰でも」

能町みね子(文筆業)

なにもないから白くて昼です

尾形亀之助「泉ちやんと猟坊へ」

辻村深月(作家)

もし人生にテーマ曲が望めるのなら

大槻ケンヂ「ノゾミ・カナエ・タマエ」

右手新土(大学職員)

人間を肯定したい、人間を愛したい

ボードレール「人間と海」

青柳しの(会社員)

悲しみにくれる日々も、かけがえのない一日一日

堂園昌彦・佐藤弓生(短歌)

宮内悠介(作家)

光のパイプオルガンは弾かれたのか

宮澤賢治「告別」

Pippo
1974年東京生まれ。近代詩伝道師、著述業。青山学院女子短大芸術学科専攻科卒業後、思潮社へ入社。編集部時は多くの詩書編纂に携わる。のち、2008年より、音楽・朗読及び詩の伝道活動を開始。2009年秋より、詩の読書会「ポエトリーカフェ」を開始。継続して開催し、今年14年目を迎える。

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