「新しい戦前」のなかでどう正気を保つか
著 者 | 金平 茂紀・大矢 英代 |
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ISBN | 978-4-7803-1300-0 C0036 |
判 型 | 四六判 |
ページ数 | 168頁 |
発行年月日 | 2023年11月 |
価 格 | 定価(本体価格1,600円+税) |
ジャンル |
日本は「戦後」から「新しい戦前」に変わった!!
2022年を転機に、日本は「新しい戦前」に変わった。メディアは真実を市民に伝えているか。今失いたくないものは、人間としての「正気」である。日本テレビ界の木鐸、沖縄発・在米の新進気鋭、2人のジャーナリストの本音トーク。
まえがき(大矢英代)
第Ⅰ部 日米のメディアの現在と将来
第Ⅱ部 沖縄から見た日本と世界、そしてジャーナリズム
あとがき(金平茂紀)
「新しい戦前」と言われる今、変容するジャーナリズムは誰のためのものなのか?人間としての「正気」は保たれているのか?在日・在米2人のジャーナリストの忖度なしの対談を、自らのこととして受け止めてほしい。
金平 茂紀
ジャーナリスト、テレビ報道記者。1953年北海道生まれ。1977年、東京大学卒業後TBSに入社、以降一貫して報道現場を歩む。モスクワ支局長、ワシントン支局長、「筑紫哲也NEWS23」編集長、報道局長などを歴任。2010年から2022年まで「報道特集」レギュラー・キャスター。2004年度ボーン上田記念国際記者賞、2022年外国特派員協会(FCCJ)報道の自由賞などを受賞。
大矢 英代
ジャーナリスト、ドキュメンタリー映画監督、カリフォルニア州立大学フレズノ校アシスタント・プロフェッサー。1987年千葉県生まれ。琉球朝日放送記者、シラキュース大学助教授を経て2023年より現職。映画『沖縄スパイ戦史』(三上智恵との共同監督)で文化庁映画賞優秀賞など多数、『テロリストは僕だった~沖縄・基地建設反対に立ち上がった元米兵たち』でテレビ朝日プログレス賞最優秀賞を受賞。著書『沖縄「戦争マラリア」―強制疎開死3600人の真相に迫る』(あけび書房)で山本美香記念国際ジャーナリスト賞奨励賞。