保育制度改革と児童福祉法のゆくえ
著 者 | 伊藤 周平 |
---|---|
ISBN | 978-4-7803-0336-0 C0036 |
判 型 | 四六判 |
ページ数 | 208頁 |
発行年月日 | 2010年04月 |
価 格 | 定価(本体価格1,600円+税) |
ジャンル |
いま求められる児童福祉制度
民主党を中心とする新政権の下、格差を拡大し自己責任を押し付ける「新自由主義的改革」「規制緩和路線」が、保育の分野においては、止まるどころか加速する気配を見せているなかで、高齢者介護制度・障害者福祉制度など先攻する社会保障分野の問題をおさえつつ、保育制度改革の本質といま求められる児童福祉制度について、最新の情報をもとに丁寧に描き出す。
第1章 広がる子どもの貧困と保育所待機児童の増大
第2章 児童福祉法と公的保育制度
第3章 保育制度改革の展開と新保育制度案の提示
第4章 新保育制度案のあらましと問題点 1
第5章 新保育制度案のあらましと問題点 2
第6章 保育制度改革のゆくへと課題
伊藤 周平
1960年生まれ。
東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。社会保障研究所研究員、法政大学を経て、現在、鹿児島大学法科大学院教授。