子ども・子育て支援法と保育のゆくえ
シリーズ安倍新政権の論点 7
著 者 | 伊藤 周平 |
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ISBN | 978-4-7803-0632-3 C0336 |
判 型 | A5判 |
ページ数 | 128頁 |
発行年月日 | 2013年07月 |
価 格 | 定価(本体価格1,000円+税) |
ジャンル |
シリーズ「安倍新政権の論点」第7弾
2012年8月、社会保障・税一体改革関連法として、消費税増税法や社会保障制度改革推進法などとともに、参議院で可決・成立し、公布された「子ども・子育て関連法」(①子ども・子育て支援法、②改正認定子ども園法、③児童福祉法改正など関係法律の整備に関する法律)。2015年4月から本格施行が予定されていますが、安倍新政権はスケジュールを加速させています。
複雑かつ難解で不透明な部分も多くある新制度。その問題点はおろか、保育の仕組みはどう変わるのか、具体的な内容すらほとんど知られていません。本書では、保育現場と子育て家庭に大きな影響を及ぼす制度を具体的に解説し、いま全国にひろがっている待機児童解消・認可保育所入所をもとめる保育運動のチカラになることを願って刊行します。
第1章 子ども・子育て支援新制度の概要
第2章 変わる保育所利用の仕組みと市町村の利用調整・利用要請
第3章 支給認定と保護者負担はどうなるか?
第4章 保育水準の低下と増加が見込めない保育所
第5章 保育所運営の不安定化・保育の変容と障害児保育・学童保育のゆくえ
第6章 子ども・子育て関連法を超えて-施行前の課題
伊藤 周平
1960年生まれ。
東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。社会保障研究所研究員、法政大学を経て、現在、鹿児島大学法科大学院教授。