〈日英対照〉広島に聞く 広島を聞く
著 者 | 浅井 基文 |
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ISBN | 978-4-7803-0417-6 C0036 |
判 型 | A5判上製 |
ページ数 | 252頁 |
発行年月日 | 2011年03月 |
価 格 | 定価(本体価格2,800円+税) |
ジャンル |
広島平和研究所が5年をかけて「はだしのゲン」の中沢啓治、天皇に原爆のことを質問したテレビ記者、平和宣言を定着させた元市長、原水禁運動分裂の当事者など16人にインタビュー。
原爆と原水禁運動に関する歴史的な記録集。
1 昭和天皇と日本(日本人)の戦争責任(中沢啓治、秋信利彦、李実根)
2 占領下の広島における平和運動(大村英幸)
3 広島の原水爆禁止運動(北西允、横原由紀夫、佐藤光雄)
4 被爆者と広島県原爆被害者団体協議会(渡辺力人、鎌田七男、坪井直、金子一士)
5 ヒロシマと平和(丸屋博、那須正幹、山下三郎、平岡敬、舟橋喜恵)
当事者の多くが亡くなるなかで、よくぞこれだけの方々にインタビューできたものです。広島の戦後史に分け入るような思いにさせられました。これを読んだ方は、記憶を受け継ぎ、核廃絶の新しい運動を起こす気持ちにさせられるのではないでしょうか。
浅井 基文
前広島市立大学広島平和研究所長
外務省条約局国際協定科長、駐英公使などを歴任。退職後、東京大学などで教授を務める。