暴力と差別としての米軍基地
沖縄と植民地ー基地形成史の共通性
著 者 | 林 博史 |
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ISBN | 978-4-7803-0738-2 C0321 |
判 型 | 四六判上製 |
ページ数 | 176頁 |
発行年月日 | 2014年10月 |
価 格 | 定価(本体価格1,700円+税) |
ジャンル |
なぜ沖縄だけが基地を押しつけられるのかー植民地の歴史のなかに原点があった!!
住民が反対する基地は、本土では造られないが、沖縄では強行される。その差別性は、植民地を基盤とする米軍基地の世界的ネットワーク形成史に共通するものだ。
プエルトリコ、グアンタナモ、マーシャル諸島、ディエゴガルシアなどにおける住民を排除した基地建設の過程を検証しつつ、これまで研究されることのなかった占領直後の沖縄における基地建設の横暴との共通性を跡づける。
沖縄県知事選(2014年11月)で争点となる基地押しつけーあなたは何を考え、どう判断するか
林 博史
関東学院大学教授。
歴史学者、専攻は日本近現代史。戦争犯罪研究、沖縄戦研究などで知られる。