格差社会を生きる
男と女の新ジェンダー論
著 者 | 杉井 静子 |
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ISBN | 978-4-7803-0201-1 C0036 |
判 型 | 四六判 |
ページ数 | 184頁 |
発行年月日 | 2008年07月 |
価 格 | 定価(本体価格1,800円+税) |
ジャンル |
女性はずっとワーキングプアだった。
いま、非正規のなかにさえ、男女格差がある。
税制、社会保障、年金と、あらゆる面で女性を一人前の人間として扱ってこなかった制度、歴史にメスを入れる。
新たに「男」の問題にも注目。「男らしさ」の押し付けが、家族を養う男性像を生み出し、「男の生きにくさ」につながったのではないか。
「男らしさ、女らしさ」のしばりから解き放たれて生きるために、男性にこそ読んでほしい。
第1章 女と男を考える
第2章 格差社会のなかのジェンダー
第3章 男らしさ、女らしさのルーツを考える
第4章 今もあるジェンダー差別
第5章 ジェンダー・バッシングに負けない
第6章 私の人生何だったの?と嘆かないために
杉井 静子
第二東京弁護士会副会長、日弁連・両性の平等に関する委員会委員長、関東弁護士会理事長などを歴任.離婚問題、DVなどの女性の人権を問いつづけるとともに、憲法を守る運動でも活躍。