こころの作文
綴り、読み合い、育ち合う子どもたち
著 者 | 勝村 謙司・宮崎 亮 川地 亜弥子:解説 |
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ISBN | 978-4-7803-0945-4 C0037 |
判 型 | A5判 |
ページ数 | 168頁 |
発行年月日 | 2018年02月 |
価 格 | 定価(本体価格1,800円+税) |
ジャンル |
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安井小学校、全学年10年間の取り組みを子どもの作文を通して紹介。
大阪府の堺市立安井小学校は、全学年で10年以上「生活綴方」と呼ばれる作文教育に取り組んでいる。子どもたちは月に一度、自由に作文を書いて文集をつくり、クラスで読み合う。絆や思いやりを育み、生きる意欲が高まることをめざしている。取り組みの中心を担う勝村謙司先生と、安井小に1年間通って朝日新聞にルポを書いた宮崎亮記者による共著。
いじめや不登校、厳しい家庭環境を乗り越え成長する子どもの姿を、彼らの作文とともに描く。家族との幸せな時間、友だちとの楽しいひとときを綴った作文を通して、ありのままの子どもの姿が見えてくる。大人、社会ができることを考えさせられる1冊、教師だけでなく、保護者、教師をめざす学生にも読んでいただきたい。
はじめに
1章 安井小 こころの作文
2章 私が出会った安井小の子どもたち
3章 安井っ子作文集
おわりに
勝村 謙司
1954年4月18日生まれ。大阪府堺市出身。1978年、堺市立桃山台小学校教諭に。市立浜寺小学校、登美丘南小学校を経て、2004年に安井小学校に赴任。2015年春に定年退職後は講師として同校で勤務を続け、2018年1月現在は6年1組担任。大阪綴方の会会員。
宮崎 亮
1980年4月18日生まれ。東京都国立市出身。2005年に朝日新聞社入社。富山総局、和歌山総局、大阪編集センター、大阪社会部を経て、2018年1月現在は奈良総局に勤務。