続・こころの作文
綴り、読み合い、人として生きていくことを励まし合う
著 者 | 勝村 謙司 川地 亜弥子:解説 |
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ISBN | 978-4-7803-1185-5 C0037 |
判 型 | A5判 |
ページ数 | 180頁 |
発行年月日 | 2021年09月 |
価 格 | 定価(本体価格1,800円+税) |
ジャンル |
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安井小学校、全学年10年間の取り組みを子どもの作文を通して紹介。
前著『こころの作文』では、生活綴方(作文)を通して、子どもたちの生きる意欲や思いやりの心が育まれていく過程を、堺市安井小学校の実践を通して伝えました。続編の本書では、自己の成長に重きをおいた生活綴方について、安井小学校に加え、新金岡東小学校、暁光高等学校の実践を取り上げます。
コロナ禍、一斉休校の中での取り組みも載っています。コロナ禍でも学びを保障する手立てとしてオンライン学習に注目が集まっています。義務教育では一人一台の端末配布がおこなわれ、ICTはうまく使えば子どもたちの助けになります。しかし本書では、どんな道具を使うかに関わらず、そもそも学校で、生身の人間が仲間や教師とともに学ぶ意味とは何かを改めて考えることができます。
学校関係者はもちろん、学童保育指導員、教員志望者、保護者の方々などにもぜひ読んでいただきたい1冊です。
はじめに
1章 安井小の子どもの生活と表現
2章 生活綴方と学び
エピローグ
勝村 謙司
1954年4月18日生まれ。大阪府堺市出身。1978年、堺市立桃山台小学校教諭に。市立浜寺小学校、登美丘南小学校を経て、2004年に安井小学校に赴任。2015年春に定年退職後は講師として同校で勤務を続け、2018年1月現在は6年1組担任。大阪綴方の会会員。
川地 亜弥子
神戸大学大学院 人間発達環境学研究科准教授