労働運動の新たな地平
労働者・労働組合の組織化
編著者 | 中村 浩爾・寺間 誠治 |
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ISBN | 978-4-7803-0784-9 C0036 |
判 型 | A5判 |
ページ数 | 256頁 |
発行年月日 | 2015年08月 |
価 格 | 定価(本体価格2,000円+税) |
ジャンル |
労働者をどう組織化するかーーブラック企業と闘うために続けた4年間にわたる研究成果を世に問う
「ブラック企業」が社会問題化している現在、その打開のカギは、労働者と労働組合の組織強化になる。そのためには、労働法学においては「自制」されてきた組織論の研究を含む総合的な研究が、いま本格的に必要となっている。
2011年、学際的、理論ー実践協働的、「老青同盟」的、中央ー地方協働的につくられた「労働者・労働組合組織論研究会」が、十数回にわたって議論を深めてきた。
「狐人主義」の世の中において、どう労働者の「つながり」をつくるのか。その成果がここに明らかになる。
序 章 組織化の諸契機
第1部 総論ー運動と闘いを支えるもの
第2部 各論ー労働現場の諸相
第3部 運動への新たな視点
終 序 新しい組織化とユニオン運動
中村浩爾
大阪経済法科大学名誉教授。民主主義科学者協会法律部会・元全国事務局長、日本スポーツ法学会・元理事、大阪地区私立大学教職員組合連合・元教部長