戦争と人間と魂
寂聴文学の原体験を聴く
著 者 | 瀬戸内 寂聴・小池 政行 |
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ISBN | 978-4-7803-1224-9 C0095 |
判 型 | 四六判 |
ページ数 | 224頁 |
発行年月日 | 2022年08月 |
価 格 | 定価(本体価格1,600円+税) |
ジャンル |
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「死」につながる体験や出来事を語った11年前の対談を書籍化
「死後の刊行」という瀬戸内寂聴さんの意志叶えようと努力した小池政行さんも本書成立の経緯を綴った「まえがき」を書いて旅立たれた。「魂」の溢れ出る東日本大震災直後のものも含むお二人の対談集。
まえがき そこにたどり着く長い時間
Ⅰ 北京で迎えた敗戦の体験 戦後史の原点
Ⅱ 3.11と日本の政治 生き残ったものの責任
Ⅲ 人間と小説 寂聴文学とは何か
Ⅳ 人生と死 何のために生きるのか
[二人の女性が語る]
(1)美智子さまがお選びになった「誰も歩いていない道」素顔の皇后を語る
(2)女性が自由で強くなるための方法 安倍昭恵さんを語る
瀬戸内 寂聴
小説家。天台宗尼僧。57年に「女子大生・曲愛玲」で新潮同人雑誌賞を受賞。本格的に作家生活に入る。73年に得度し「晴美」から「寂聴」に改名、京都・嵯峨野に「曼陀羅山 寂庵」を開く。2006年文化勲章。
小池 政行
外交評論家、専攻は国際人道法。1977年外務省入省、主にフィンランド、北欧を担当し、94年に退職。日本赤十字看護大学教授、聖路加看護大学客員教授、青山学院大学法科大学院客員教授などを歴任。