千年の京から「憲法九条」
私たちの生きてきた時代
著 者 | 瀬戸内 寂聴・鶴見 俊輔 |
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ISBN | 978-4-87699-872-2 C0095 |
判 型 | 四六判上製 |
ページ数 | 124頁 |
発行年月日 | 2005年05月 |
価 格 | 定価(本体価格1,400円+税) |
ジャンル |
平成座り込み心中
「9条」の未来をかけて“平成座り込み心中”でもしましょうか。京都に住まう二人が、職人、宗教、そして平和について、縦横に語る。
瀬戸内 寂聴
1922年、徳島生まれ。作家、文化功労者。東京女子大学卒業。
1957年「女子大生・曲愛玲」で新潮社同人雑誌賞、61年『田村俊子』で田村俊子賞、63年『夏の終わり』で女流文学賞、92年『花に問え』で谷崎潤一郎賞、96年『白道』で芸術選奨、2001年『場所』で野間文芸賞をそれぞれ受賞。
1973年に得度、京都に「寂庵」を結ぶ。朝日新聞にイラクに対する武力攻撃に反対する意見広告を出すなど平和の活動にも取り組み、女性九条の会の呼びかけ人でもある。
鶴見 俊輔
1922年、東京生まれ。哲学者・評論家。東京高等師範付属小学校卒業、その後渡米し、1942年ハーバード大学哲学科卒業。
戦後、丸山真男らと『思想の科学』を刊行した。60年安保で東京工大教授を辞職、以後、反戦平和運動の分野でも活躍しており、九条の呼びかけ人でもある