さまざまな歴史世界
一七世紀以前の世界史１ 講座：わたしたちの歴史総合 1
| 編著者 | 歴史総合研究会・渡辺 信一郎 |
|---|---|
| ISBN | 978-4-7803-1261-4 C0320 |
| 判 型 | 四六判 |
| ページ数 | 240頁 |
| 発行年月日 | 2023年02月 |
| 価 格 | 定価（本体価格2,000円＋税） |
| ジャンル |
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世界史と日本史を一体で捉え「考える歴史」への転換とされる歴史総合に対応
「世界」とはそもそも何なのか。17世紀以前のアジアを対象に、各地域世界の誕生、発展とその一体化の歴史を追う。その際、ヨーロッパとアジアがどう出会い、お互いをどう認識したのかを重視し、「出来事の歴史」の積み重ねをふまえつつ、その意味を分析することによって、「考える歴史」として捉えていく。
第一章 世界史のなかの諸世界と相互作用圏
第二章 農耕社会と遊牧社会の形成
第三章 初期文明と国家の形成
第四章 地域世界と相互作用圏
第五章 地域世界の分裂と一体化
終 章 「近世」のはじまり──長い一六世紀
歴史総合研究会
2016年12月、高校教科「歴史総合」に対応する一般書の刊行をめざし、西洋史、東洋史、日本史の枠を超えて6人の歴史学者により発足。その後、高校教育の経験の聞き取りから始まり、それぞれが考えたテーマを深めつつ、毎年、春、夏、冬の3回ずつ研究会を開催し、議論を積み重ねてきた。
渡辺 信一郎
1949年京都市生れ。京都教育大学卒業、京都大学大学院博士課程東洋史学專攻単位修得退学（京都大学文学修士）。現在、京都府立大学名誉教授。
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