戦争と社会主義を考える
世界大戦の世紀が残したもの 講座:わたしたちの歴史総合 5
編著者 | 歴史総合研究会・久保 亨 |
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ISBN | 978-4-7803-1265-2 C0320 |
判 型 | 四六判 |
ページ数 | 208頁 |
発行年月日 | 2023年02月 |
価 格 | 定価(本体価格1,800円+税) |
ジャンル |
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世界史と日本史を一体で捉え「考える歴史」への転換とされる歴史総合に対応
戦争はなぜ起きるのか、どうすれば平和を守れるのか。第一次・第二次の世界大戦の教訓を深く掘り下げることによって、現下のウクライナ戦争が突き付けた大問題への回答を探っていく。あわせて、両大戦とともに誕生した社会主義が崩壊した原因を解明しつつ、広い意味での社会主義の可能性にも言及していく。
第一章 最初の世界戦争はなぜ起き、何を残したか
第二章 世界を変えた第二次世界大戦
第三章 社会主義の模索と東西冷戦
歴史総合研究会
2016年12月、高校教科「歴史総合」に対応する一般書の刊行をめざし、西洋史、東洋史、日本史の枠を超えて6人の歴史学者により発足。その後、高校教育の経験の聞き取りから始まり、それぞれが考えたテーマを深めつつ、毎年、春、夏、冬の3回ずつ研究会を開催し、議論を積み重ねてきた。
久保 亨
信州大学特任教授、東洋文庫研究員。専門は中国近現代史。一橋大学大学院博士課程中退。