宿題からの解放
子どもも親も学校も、そして社会も
著 者 | 丸山 啓史 |
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ISBN | 978-4-7803-1302-4 C0037 |
判 型 | 四六判変型 |
ページ数 | 168頁 |
発行年月日 | 2023年11月 |
価 格 | 定価(本体価格1,600円+税) |
ジャンル |
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どうする宿題! もう、やめてみませんか?
学習指導要領に一つも記載がない「宿題」とはいったいなんなのか。子どもだけではなく、親も悩まされている現状はどうすればいいのか。「小学校の宿題」をめぐって教育学研究の視点から、どうあるべきかを探ったはじめての本。
第1章/宿題に振りまわされて
第2章/宿題はなんのため?
第3章/長時間労働の子どもたち
第4章/子どもの多様性を考える
第5章/家庭の多様性を考える
第6章/宿題をやめてみた
第7章/宿題をどうする?
小学校に入学した4月からはじまる宿題。音読を聞いたり答えを直したり、課題が終わらず夜が遅くなり、家庭内のトラプルも発生。そんなふうに宿題をすることが果たして「学力向上」や「学習習慣の形成」につながるのか。子ども・親・学校それぞれの悩みを聞き取る中で提案する「どうする宿題」!
丸山 啓史
1980年大阪府生まれ。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了、博士(教育学)。京都教育大学准教授。子どもの権利条約市民・NGOの会共同代表。