伝え合いを考える
発達障害をもつ子とそのコミュニケーション特性とは
学ぶ・理解する・教えるシリーズ
著 者 | 倉持 親優 |
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ISBN | 978-4-87699-998-9 C0037 |
判 型 | A5判 |
ページ数 | 176頁 |
発行年月日 | 2006年03月 |
価 格 | 定価(本体価格1,6000円+税) |
ジャンル |
障害をもつ子どもに何をどう伝えればいいのか、コミュニケーション時の伝わり難さについて具体的事例を多く取りあげながら紹介する。
第1章 子どもから伝わらない 子どもの行動・意味がわかりにくい
「ことば」にこだわらないかかわり/笑いの裏にあるもの/わからない子/「こだわり」にこだわらない/「待てば海路の日和あり?」/本音の言えない子/かたまる子ム動かないのか、動けないのか/おしゃべりできたらいいのになぁ/外で遊ばなくなった/動かない子
第2章 子どもに伝えられない 子どもに教えられない
何度言ってもわからない/「ごめんなさい」は万能薬か?/手を添えて伝え合う/触れることでわかること/止めるだけでは、我慢の限界/雰囲気が伝わらない/「転ばぬ先の(余計な)杖」/「叩く」のもコミュニケーション?/ことば遣い/つき合った気がしない
第3章 大人同士で伝わらない「ことば」のすれ違い
自主性の落とし穴/「できる」「できない」/「良くなる」/「ストレス」/「充実した生活とは?/規則正しい生活/食事を楽しむ/「お・しつけ」/「自由時間」/みんな友だち?
倉持 親優
1954年、東京に生まれる。
立教大学文学部心理学科および同社会学部社会学科卒業。
1980年より(社)発達協会に勤務。現在、南指導室室長。
健康運動指導士、言語聴覚士など