アフガン戦争を憲法9条と非武装自衛隊で終わらせる
著 者 | 伊勢崎 賢治 |
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ISBN | 978-4-7803-0326-1 C0031 |
判 型 | 四六判上製 |
ページ数 | 148頁 |
発行年月日 | 2010年02月 |
価 格 | 定価(本体価格1,400円+税) |
ジャンル |
伊勢崎賢治氏はこの2年間、米政権のアフガン・チームともカルザイ大統領とも、パキスタンの裏の権力者とも、そしてタリバン幹部とも、戦争終結のシナリオを協議してきた。そして外務省の協力を得て、東京和平会議を年末に開催し、日本政府に提言を行った。
岡田外相は真剣に受けとめると表明。9条をもつ国にふさわしく、戦争の根源である貧困をなくすとともに、憲法にそって自衛隊を非武装で派遣し、紛争当事者ににらみをきかせる構想だ。
戦後はじめて、日本が国際紛争を終わらせられるか。憲法にふさわしい国になれるか。この提言の内容と背景を、全面的に解き明かしたのが本書である。
第一章 アフガニスタンの現状とオバマ戦略
第二章 和解とは何か、日本にそれができるか
第三章 支え合う安全保障に向けて
第四章 国境プロジェクトをひっさげて
第五章 「11・23東京会議」とその合意の意味
第六章 なぜ非武装自衛隊を派遣するのか
伊勢崎 賢治
元国連平和維持軍武装解除部長・現東京外大教授
東チモールで県知事として国連平和維持軍(PKO)を統括(2000年〜)
シェラネオネでPKO武装解除部長として5万人から武器取り上げ(2001年〜)
アフガニスタンで日本政府代表として6万余人を武装解除(2003年〜)