9.11から20年 人類は教訓を手に入れたのか
編著者 | 柳澤 協二・自衛隊を活かす会 |
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ISBN | 978-4-7803-1175-4 C0036 |
判 型 | 四六判 |
ページ数 | 416頁 |
発行年月日 | 2021年08月 |
価 格 | 定価(本体価格2,700円+税) |
ジャンル |
9.11テロが世界にもたらした変化と意味を語る
自衛隊を統括した官邸で、アフガニスタンの現場で、国際政治学の世界で、ジャーナリズムの現場で、市民運動の立場で
世界と日本を変えた、そして関わった個人をも変えた9・11から20年を全分野から総括する。
〈対談〉寺島実郎×柳澤協二 日米中の関係の変化の中で日本の立ち位置を問う
伊勢崎賢治◉バイデンの「無条件降伏」 喜劇だが、しょうがない
加藤朗◉9・11同時多発テロと監視国家中国の台頭
長谷部恭男◉シャルル・ドゴールんの闘争
冨澤暉◉二○年を省みての提言 憲法九条と憲法九八条2項の優先順位
渡邊隆◉9・11に始まる対テロ戦争の本質と限界
林吉永◉「9・11ニューヨーク・ワシントン同時多発テロ事件」雑感
半田滋◉自衛隊のインド洋派遣、イラク派遣を検証する
小村田義之◉同盟強化をひた走った日本 米中対立で転換点に
志葉玲◉イラク戦争がもたらしたもの 小泉元首相の無責任発言批判
添谷芳秀◉安全保障政策の三○年
酒井啓子◉9・11が変えた世界
太田昌克◉衰退の源流を考える 「転換点」としてのイラク開戦
河東哲夫◉9・11後の二○年
宮坂直史◉9・11テロと炭疽菌郵送事件 その影響を再考する
佐道明広◉9・11以後の日本の安全保障政策
池田香代子◉目覚めた市民は二度と眠らない
屋良朝博◉引きこもり日本の中の沖縄
マイク望月◉9・11とその影響に関する個人的考察
柳澤 協二
東京大学法学部卒。防衛庁に入庁し、同運用局長、防衛研究所所長などを経て、2004年から2009年まで内閣官房副長官補(安全保障担当)。現在、国際地政学研究所副理事長
自衛隊を活かす会
正式名称は「自衛隊を活かす:21世紀の憲法と防衛を考える会』。
2014 年6月7日に結成。自衛隊を否定するのではなく、かといって国防軍や集団的自衛権に走るのでもなく、現行憲法のもとで生まれた自衛隊の可能性を探り、活かすことを目的に、自衛隊関係者の協力も得ながら、各種のシンポジウム、提言活動などを行っている。呼びかけ人代表は柳澤協二(元内閣官房副長官補)、他の呼びかけ人に伊勢﨑賢治(東京外国語大学教授)、加藤朗(桜美林大学教授)。 ホームページで活動内容が分かる。
紹介動画
寺島実郎さんが東京MXテレビ出演時に紹介されます。
13分あたりから17分までです。