辺野古に替わる豊かな選択肢

「米軍基地問題に関する万国津梁会議」の提言を読む

著 者

柳澤 協二・山崎 拓・野添 文彬

山本 章子・元山 仁士郎・玉城 デニー

ISBN

978-4-7803-1111-2 C0036

判 型

四六判

ページ数

160頁

発行年月日

2020年09月

価 格

定価(本体価格1,300円+税)

ジャンル

政治・社会・労働

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政府も受け入れ可能!
普天間基地の辺野古移設が計画されてもうすぐ25年。地盤の問題が見つかり、あと12年と1兆円をかけても完成は見通せない。その上、海兵隊は戦略を見直し、固定化した基地ではなく分散型を求めている。この変化した状況下で、日米両政府にも沖縄にも受け入れ可能な新たな提言が。関係者がその中身と意味を明らかにする。

投稿者:男性・70歳代・無職
首都圏から移住して8年が過ぎ、それ迄首都圏大手メディアが報じない沖縄の実態を肌感覚でも感じ憤りを禁じ得ない。メディアのジャーナリズムとは何か?も含め日本人の多くが知らないが故の不作の加害にも気づいていない。復帰51年間構造的な差別の中で埋没しがちな沖縄人の痛みももっと取り上げるべきだ。

柳澤 協二
東京大学法学部卒。防衛庁に入庁し、同運用局長、防衛研究所所長などを経て、2004年から2009年まで内閣官房副長官補(安全保障担当)。現在、国際地政学研究所副理事長

山崎 拓
1936 年生まれ。早稲田大学第一商学部卒業。72年に衆議院議員に初当選。当選12回。防衛庁長官、建設大臣、自民党政調会長、幹事長、副総裁などを歴任。2013年近未来政治研究会最高顧問に就任。

野添 文彬
1984年滋賀県生まれ。一橋大学大学院法学研究科博士課程修了。現在、沖縄国際大学准教授、博士(法学)

山本 章子
1979年北海道生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。現在、琉球大学准教授、博士(社会学)。

元山 仁士郎
1991年、沖縄県宜野湾市生まれ。一橋大学社会学研究科修士課程修了。現在、同大学法学研究科博士課程。「辺野古」県民投票の会元代表。2019年1月には県民投票の実施を求めるハンガーストライキを実行。

〈インタビュイー〉
玉城 デニー
1959年沖縄県与那城村(現・うるま市)生まれ。上智社会福祉専門学校卒業。ラジオのパーソナリティとして活動した後、沖縄市議会議員、衆議院議員(4期)を経て、2018年10月より沖縄県知事。

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