自衛隊の国際貢献は憲法九条で
国連平和維持軍を統括した男の結論
著 者 | 伊勢崎 賢治 |
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ISBN | 978-4-7803-0154-0 C0031 |
判 型 | 四六判 |
ページ数 | 160頁 |
発行年月日 | 2008年03月 |
価 格 | 定価(本体価格1,400円+税) |
ジャンル |
著者は、11万余の軍人・ゲリラと対峙し、その武器を取り上げてきた。
「なぜ武装勢力は自分の説得を受け入れたのか」。それは、憲法九条をもつ日本の代表だったからだと、著者は気づくことになる。日本人には、九条のもとで暮らしてきた平和のにおいがあるのだ。
それまでは憲法改正が必要だと思っていた。だが、国際貢献のためにこそ、九条が不可欠だったのだ。
第一章 国連平和維持軍を統括する
第二章 武装勢力から武器を取り上げる
第三章 憲法九条は日本外交の資産だ
第四章 財政面での貢献も憲法九条で
第五章 自衛隊の平和利用をめぐって
第六章 九条でアフガニスタン問題に挑む
資 料 衆議院テロ特別委員会における証言と質疑
伊勢崎 賢治
元国連平和維持軍武装解除部長・現東京外大教授
東チモールで県知事として国連平和維持軍(PKO)を統括(2000年〜)
シェラネオネでPKO武装解除部長として5万人から武器取り上げ(2001年〜)
アフガニスタンで日本政府代表として6万余人を武装解除(2003年〜)