インクルーシヴな社会をめざして

インクルーシヴな社会をめざして

〈共に生きる〉とはどういうことか かもがわブックレット184

編著者

津田 英二:監修

神戸大学人間発達環境学研究科

ヒューマン・コミュニティ創成研究センター、

障害共生支援部門

ISBN

978-4-7803-0477-0 C0336

判 型

A5判

ページ数

64頁

発行年月日

2011年10月

価 格

定価(本体価格600円+税)

ジャンル

かもがわブックレット

「インクルーシヴ」という言葉がよく聞かれるようになりました。排除されてきた側の人たちと、排除してきた側の人たちとが「共に生きる」ということをめざそうとする思いが、インクルーシヴな社会ということばに含まれます。「共に生きる」ことが難しい社会だからこそ、現代ほど「共に生きる」ということが社会の課題になっている時代はないように思われます。
インクルーシヴな社会づくりをめざして、神戸大学のヒューマン・コミュニティ創成研究センターは大学と社会を結びながら実践的研究に挑戦します。日々の経験を描写することで、〈共に生きる〉ということを考えていきます。

1章 インクルーシヴな社会づくりのための実践
2章 実践的研究のねらいとしかけ
3章 共に生きようとする思いは、日々どのように経験されているか
4章 さまざまな現場での〈共に生きる〉挑戦
おわりに 「都市型中間施設」と葛藤の調整

神戸大学人間発達環境学研究科 ヒューマン・コミュニティ創成研究センター、障害共生支援部門
大学が地域や学校、行政、企業などと協働し、人間らしいコミュニティの創成を目指した実践的研究を行うことを目的としている組織。