生まれてこないほうがいい命なんてない
「出生前診断」によせて
著 者 | 岩元 綾 |
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ISBN | 978-4-7803-0677-4 C0036 |
判 型 | 四六判 |
ページ数 | 80頁 |
発行年月日 | 2014年02月 |
価 格 | 定価(本体価格1,200円+税) |
ジャンル |
精巧で確率の高い「出生前診断」が導入された。生まれてくる新しい命を診断で摘むより、ダウン症・障害のある人すべての人が生きやすい社会をつくるのが先ではないかと、ダウン症者本人が命の選別という誤った動きに警鐘を鳴らす。
1章 かぎりある命びために
2章 生まれてこないほうがいい命なんてない
3章 青春のあしあとから そして今……
4章 命の灯を受け継ぐ
おわりに
岩元 綾
1973年、鹿児島市生まれ。鹿児島女子大学(現在/志学館大学)英語英文科卒。98年、ニュージーランドのオークランド市で開かれた「第3回アジア太平洋ダウン症会議」に参加し、英語でスピーチする。2006年、カナダのバンクーバーで開かれた「第9回世界ダウン症会議」に参加、「ダウン症世界会議賞」を受賞する。現在、障害者団体や学会、看護学校、大学、各地の福祉協議会に呼ばれ講演、交流をし、ダウン症や「出生前診断」などについて理解を広げる活動を続けている。 岩元 綾さんのHPはこちらから