夢紡ぐ綾
母と娘のデュエット
著 者 | 岩元 綾・甦子 |
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ISBN | 978-4-87699-570-7 C0036 |
判 型 | 四六判 |
ページ数 | 190頁 |
発行年月日 | 2001年01月 |
価 格 | 定価(本体価格1,600円+税) |
ジャンル |
前作から三年!感動を再び
ダウン症の女性が初めて書いた本! ダウン症の娘と寄り添う母は、娘をどう見守り、成長を支えてきたか。大反響の『走り来れよ、吾娘よ』第2弾。
前作『走り来れよ、吾娘よ─夢紡ぐダウン症児は女子大生』から三年。ダウン症児が四年制大学を卒業したのは日本でも初の快挙。出版後、ダウン症の子どもに関係する人たちから、また親たちから綾さんの両親に対して「どういう子育てだったのか、どうして綾さんがこんなふうに発達してこられたのか」。そんな驚きや疑問が飛び交い、全国のダウン症親の会などから講演の依頼が引きもきらない。今回の本『夢紡ぐ綾』には、ダウン症の綾さん自身が長編のパリ紀行文をパソコンを駆使して書き、母の甦子さんが前作を出版してからの綾さんの成長ぶりを淡々と、しかし母親らしいきめの細かい筆致で書いた共著である。「人間ってやっぱり素晴らしい!」そんな感動をあなたに贈ります。
岩元 綾
1973年、鹿児島市生まれ。鹿児島女子大学(現在/志学館大学)英語英文科卒。98年、ニュージーランドのオークランド市で開かれた「第3回アジア太平洋ダウン症会議」に参加し、英語でスピーチする。2006年、カナダのバンクーバーで開かれた「第9回世界ダウン症会議」に参加、「ダウン症世界会議賞」を受賞する。現在、障害者団体や学会、看護学校、大学、各地の福祉協議会に呼ばれ講演、交流をし、ダウン症や「出生前診断」などについて理解を広げる活動を続けている。 岩元 綾さんのHPはこちらから