21番目のやさしさに
ダウン症のわたしから
著 者 | 岩元 綾 |
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ISBN | 978-4-7803-0181-6 C0036 |
判 型 | 四六判 |
ページ数 | 184頁 |
発行年月日 | 2008年05月 |
価 格 | 定価(本体価格1,600円+税) |
ジャンル |
ダウン症の当事者が初めて4年制大学を卒業し、初めて本を書きました
ダウン症である私が生まれてから今日までの軌跡を多くの方々に分かっていただきたい!
「私は昭和48年に鹿児島大学附属病院でダウン症児として生まれました」という1行から本書は始まります。今だから言える「このたった1行が書けませんでした」という筆者・岩元綾さんの思いが読者の胸に迫ってきます。ご両親の愛情が…綾さんのひたむきに生きる姿が…涙なくして読めません。──どう生まれたかではなく、どう生きるか、が問われる本です!
推薦:大平光代さん
物質的に豊かな国に住んでいる私たちでもどこか心が満たされないでいるいらない命なんてないんだよあなたはあなたのままでいい生きる希望を見失いかけているあなたにぜひ読んでほしい
岩元 綾
1973年、鹿児島市生まれ。鹿児島女子大学(現在/志学館大学)英語英文科卒。98年、ニュージーランドのオークランド市で開かれた「第3回アジア太平洋ダウン症会議」に参加し、英語でスピーチする。2006年、カナダのバンクーバーで開かれた「第9回世界ダウン症会議」に参加、「ダウン症世界会議賞」を受賞する。現在、障害者団体や学会、看護学校、大学、各地の福祉協議会に呼ばれ講演、交流をし、ダウン症や「出生前診断」などについて理解を広げる活動を続けている。 岩元 綾さんのHPはこちらから