「一億総活躍社会」とはなにか
日本の少子化対策はなぜ失敗するのか さよなら安倍政権
著 者 | 友寄 英隆 |
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ISBN | 978-4-7803-0843-3 C0033 |
判 型 | A5判 |
ページ数 | 144頁 |
発行年月日 | 2016年07月 |
価 格 | 定価(本体価格1,400円+税) |
ジャンル |
アベノミクスの新しい「3本の矢」として放たれようとしている「一億総活躍社会」。
保育も介護も労働も、既にギリギリの日本を救うどころか、誰もが幸せにならない政治プランについて、人口論と経済学の知見をもとに、各種データを活用しながらわかりやすく総合的に解説する基本文献。
序 章 「一億総活躍社会」、「新・3本の矢」とは
第1章 いまなぜ「一億総活躍」なのか
第2章 安倍内閣の「新・3本の矢」の検討
第3章 これまで歴代政権の「少子化対策」――なぜ効果があがらなかったのか
第4章 「3つの失敗」の根源にあるもの―― 現代日本の「資本主義のあり方」が問われている
第5章 いま日本で必要なことはなにか――7つの視点
補 章 21世紀日本の人口問題
「一億総活躍社会」というネーミング自体が抵抗感が大きいものですが、実際には多様な政策が提案されています。5月に出される「ニッポン一億総活躍プラン」をどうみるか、基本的かつわかりやすい文献としておすすめいたします。
友寄 英雄
雑誌『経済』元編集長(1995年〜2006年)。
一橋大学経済学部卒(65年)、同大学院修士課程修了(68年)。