安倍政権は「倒れた」が「倒した」のではない
野党共闘の可能性を探る
著 者 | 松竹 伸幸 |
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ISBN | 978-4-7803-1125-9 C0031 |
判 型 | 四六判 |
ページ数 | 144頁 |
発行年月日 | 2020年10月 |
価 格 | 定価(本体価格1,200円+税) |
ジャンル |
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保守革新の垣根を超えて安倍政治の抱括的分析を行い、引き継ぐ新政権と日本の向かう道を探る
安倍氏が国政に登場した1993年
冷戦が終了し、資本主義は行き詰まり、自民党一党支配が揺らぎ、戦後民主主義は危機に直面していた。その新しい構造変化に対し、他の保守政治家にはできなかった対応をしたのが安倍氏であった。そこを正確に見抜かなければ、安倍的な政治への対抗軸は見えてこない。
まえがき 安倍氏の選択は他の保守政治家を超えた
一 安倍氏が登場した九〇年代初頭の構造変化とその意味
二 安倍氏は変化にどう対応したかー第一次政権失敗を踏まえて
三 野党が菅政権を「倒せる」条件はどこにあるのか
あとがき 菅氏に固有の「弱み」は何か
松竹 伸幸
編集者・ジャーナリスト、日本平和学会会員(専門は日本外交論・安全保障論)、「自衛隊を活かす会」(代表=柳澤協二)事務局長。1955年、長崎県生まれ。兵庫県立神戸高校卒、一橋大学社会学部卒。