「AKK女性シェルター」から「DV防止法」制定へ

1990年代フェミニズム・当事者主体の女性運動記録

著 者

波田 あい子・内藤 和美・亀田 温子

ISBN

978-4-7803-1283-6 C0036

判 型

A5判

ページ数

144頁

発行年月日

2023年07月

価 格

定価(本体価格1,500円+税)

ジャンル

ジェンダー・性教育

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DV被害女性の支援活動を次世代に継承するために
日本で「DV」という言葉が普及した1990年代日本初、当事者主体のシェルターの創設。全国ネットワーク化、「DV防止法」制定への働きかけ、そこには、シアターフットが息づいていた。

Ⅰ章 「DV/シェルター」前史
Ⅱ章 当事者によるシェルター運動 
Ⅲ章 「女性への暴力・駆け込みシェルター・ネットワーキング」設立から「DV防止法」制定へ
Ⅳ章 エンパワーメントで読み解く「AKK女性シェルター」の活動展開

波田 あい子
元東京都精神医学総合研究所研究員、元嬉野市女性・子ども家庭支援センター長。専門は臨床社会学、女性学。
 
内藤 和美
お茶の水女子大学他非常勤講師、元群馬パース大学教授、元芝浦工業大学特任教授。東京大学で博士号を取得、ドメスティック・バイオレンス、ジェンダー平等の調査研究に当たる。
 
亀田 温子
十文字学園女子大学名誉教授。お茶の水女子大学で修士号を取得、女性をエンパワーメントしない学校教育の変革に向け研究・活動を行う。