子どもの権利最前線 カナダ・オンタリオ州の挑戦
子どもの声を聴くコミニュティハブとアドボカシー事務所
著 者 | 畑 千鶴乃・大谷 由紀子・菊池 幸工 |
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ISBN | 978-4-7803-0951-5 C0036 |
判 型 | A5判 |
ページ数 | 180頁 |
発行年月日 | 2018年02月 |
価 格 | 定価(本体価格2,100円+税) |
ジャンル |
子育てに心配な家庭に可能なかぎり早く適切な支援を地域で提供するカナダ・オンタリオ州のコミュニティハブ、子どもとユースの声を聴き、子どもとユースが社会の主体となっていくプロジェクトを支えるアドボカシー事務所。子どもの権利を追求し、日々チャレンジを続けているカナダ・オンタリオ州の取り組みをリアルに紹介することで、日本の児童福祉・社会的養護・子育て支援や貧困対策が学ぶべきことをまとめました。
第1部カナダ・オンタリオ州の子ども・家庭支援のデザイン
第1章 オンタリオ州の政策動向
第2章 トロント市の政策動向
第3章 日本の政策課題-地域子ども家庭支援拠点と子どもアドボカシー
第2部コミュニティハブは子どもと家庭に支援をつなぐ地域の最前線
1 ウォーターフロント・ネイバーフッドセンター
2 再開発地区=リージェントパーク
3 移民や難民を抱える地区の2つのハブ
4 LGBTQに焦点を当てた519コミュニティセンター
5 「ベストスタート」モデル都市・ハミルトン
第3部子どもの権利擁護をすすめるアドボカシー事務所の活動
第1章 オンタリオ州アドボカシー事務所が、いま取り組んでいること
第2章 「子どもたちの声」とインクエスト
第3章 ユースとのパートナーシッブ
畑 千鶴乃
鳥取大学地域学部。保育から子育て支援、社会的養護まで広く児童福祉の研究・調査を行っている。カナダ・オンタリオ州に学んで、日本の児童福祉の発展をめざす実践を地域で進めている。
大谷 由起子
摂南大学
菊池 幸工
カナダ在住。オンタリオ州「子どもアドボカシー事務所」のアーウィン・エルマン氏との交流も長く続けていて、日本からの視察・研修の通訳、研究コーディネーターとしてカナダ・オンタリオ州、トロント市の取り組みを発信している。