
韓国市民社会がめざす希望
なぜ戒厳を阻止できたのか
著 者 | 石坂 浩一 |
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ISBN | 978-4-7803-1395-6 C0036 |
判 型 | 四六判 |
ページ数 | 172頁 |
発行年月日 | 2025年9月 |
価 格 | 定価(本体価格1,900円+税) |
ジャンル |
今後の日韓関係を展望!
韓国の憲法裁判所は、非常戒厳を宣言したユン・ソンニョル大統領の弾劾を言い渡したが、その背景には市民の力と運動があった。
1980年代以降の韓国政治のプロセスを踏まえ、次世代への民主主義の流れと、新大統領下での日韓関係を展望する。
推薦:猿田佐世(新外交イニシアティブ<ND>代表)
厳戒令の場で頭に次々浮かんだ多くの疑問のピースが、この本で一つにつながった。日本の報道では知ることのできない激動の韓国の実像がここにある。
はじめに 国家と軍隊を私物化した者たち
第1部 韓国では大統領が変わるたびに次の政権が報復を繰り返すというのは本当か
第2部 拒否された戒厳宣布
第3部 大統領選挙と未来への課題
韓国問題の権威者の著書であり、歴史的な考察を踏まえ、大統領の弾劾の経緯と今後の展望をリアルに描き出した、時宜にかなった出版である。韓国通だけでなく、今後の日韓関係に関心を持つ広い方々必見。
石坂 浩一(いしざかこういち)
1958年生まれ。立教大学・フェリス女学院大学などで非常勤講師を経て2004年度から2020年度まで立教大学専任教員として朝鮮語を担当、現在は立教大学兼任講師。