もしマルクスがドラッカーを読んだら
資本主義をどうマネジメントするだろう
著 者 | 重本 直利 |
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ISBN | 978-4-7803-0587-6 C0034 |
判 型 | A5判 |
ページ数 | 192頁 |
発行年月日 | 2012年12月 |
価 格 | 定価(本体価格1,900円+税) |
ジャンル |
経済学を「金儲けの学」としてではなく、「企業マネジメントの学」としてでもなく、「資本主義をマネジメントする学」として捉える。
そうすると、ドラッカーには、「根本治療」に向かう要素があった。そこからは、新しい社会像が見えてくる。
企業管理職との対話が生んだ本。
はじめに 資本主義をマネジメントする経済学
序 章 「もしドラ」を読む
第1章 資本主義と経営学
第2章 ドラッカーの目標管理
第3章 ドラッカーの自己管理
第4章 企業と社会のマネジメント
第5章 マネジメントの一般理論
第6章 フォレットの統合理論
第7章 フォレットの関係的全体性
第8章 関係性のマネジメント
終 章 市民と社会共生的関係性
おわりに 国家と企業を超える市民マネジメントへ
投稿者:男性・59歳・団体職員
評価:☆☆☆☆☆
あまり本を読まないのですが、「もしドラ」からもう一歩進んだ形で、ドラッカーから「新社会主義」へと進む展開「協同労働」という労働者協同組合運動との接点を結びつけながら、おもしろく読ませていただきました。
重本 直利
龍谷大学経営学部長。企業はもちろん、学校、文化、家庭、福祉を視野に入れて、「社会的広がりをもった経営学」を提唱。