
日本軍朝鮮人兵士
忘れ去られた37万人
著 者 | 川口 清史 |
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ISBN | 978-4-7803-1370-3 C0036 |
判 型 | 四六判 |
ページ数 | 80頁 |
発行年月日 | 2025年03月 |
価 格 | 定価(本体価格900円+税) |
ジャンル |
戦後80年、日韓条約締結から60年
第二次大戦で日本軍兵士として駆り出された朝鮮人。死者は2万2000人を超え、生き残りは日本人と異なり恩給も支給されない一方、戦犯であることは免れなかった。現状を告発し、遺骨返還など市民共同の取り組みを訴える。
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これまで陽の当てられなかった歴史的事実を検証し、新たな「歴史認識」「常識」をつくることが「真の平和友好」「真の少数民族自決」への第一歩となることを信じて。
1.アジア太平洋戦争の進展と朝鮮人の軍事動員
2.戦場での朝鮮人兵士・軍事要員
3.敗戦後の朝鮮人軍人軍属
4.戦後補償から排除された朝鮮人軍人軍属
5.遺骨収集・返還と慰霊
川口 清史(かわぐちきよふみ)
1945年8月中国吉林省長春市生まれ。京都大学経済学部、同大学院経済学研究科博士課程、博士(経済学)。立命館大学産業社会学部助教授・教授、同政策科学部教授、現在立命館大学名誉教授。
2007年〜2014年学校法人立命館総長、立命館大学長。2010年〜2014年第三期日韓文化交流会議日本側委員長。2015年より特定非営利活動法人ニッポンコリア友好平和協議会会長。