3.11が教えてくれた防災の本① 地震
編著者 | 片田 敏孝 |
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ISBN | 978-4-7803-0487-9 C8337 |
判 型 | A4判変型上製 |
ページ数 | 32頁 |
発行年月日 | 2011年12月 |
価 格 | 定価(本体価格2,500円+税) |
ジャンル |
「釜石の奇跡」の片田敏孝先生のはじめての児童書
3.11の経験を踏まえ、防災についてわかりやすく解説する全4巻シリーズ『3.11が教えてくれた防災の本』。
第1巻『地震』では、地震のメカニズムや防災の基礎知識を10問10答で解説。全見開きに1つ、3.11の震災現場の生の証言をのせました。導入部は絵本になっています。
そのとき、あわてないために
1 どんなふうにゆれているのか?
2 どこで地震にあったか?
3 いつ地震にあったか?
自分の命は自分で守る
4 ひとりで自宅にいるときは、どうする?
5 火災が発生したら?
6 家族との連絡は?
7 建物にとじこめられたら?
地震情報を知ろう
8 緊急地震速報をきいたらどうするか?
9 テレビの地震速報で何がわかるのか?
10 どこに避難したらよいのか?
もっと知りたい
資料
さくいん
1 想定にとらわれるな!
2 最善をつくせ!
3 率先避難者になれ!
「想定にとらわれるな」は、「ハザードマップを信じるな」といいかえてもよいでしょう。自分の身を守るには、ハザードマップを信じないで、どんな状況になっても自分の頭で考え最善をつくすこと(あきらめないこと)が、なによりたいせつです。そして、率先して避難しなければなりません。
片田 敏孝
群馬大学広域首都圏防災研究センター長、群馬大学大学院工学研究科教授。専門は災害社会工学。「釜石の奇跡」をおこした人物として、にわかに脚光を浴びている。現在、市町村などからの要請により、講演や会議で全国を飛び回り、「想定に頼り切った防災ではいけない」と訴えている。