「終活」としての在宅医療
かかりつけ医で人生が変わる
著 者 | 太田 秀樹・蜂須賀 裕子(聞き書き) |
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ISBN | 978-4-7803-0905-8 C0036 |
判 型 | A5判 |
ページ数 | 144頁 |
発行年月日 | 2017年03月 |
価 格 | 定価(本体価格1,500円+税) |
ジャンル |
地域のネットワーク作りによる在宅ケアの哲学と実践の書。
病院で死ぬ人は約8割、しかし約8割の人が「自宅で死にたい」と答えています。安心できる在宅医療・在宅ケアの実践を知っていただき、“病院でしか死ねない街”から“自宅で自分らしい最期を迎えられる街”へ、時代が僕たちに追いついた。
序章 超高齢国家・日本と在宅介護
一章 僕たちがつくった在宅診療所
二章 [出前医者]の一日
三章 在宅医療の時代~時代が僕らに追いついた
四章 地域包括ケアの世紀
五章 [終活]としての在宅医療
コラム 写真多数、資料収録
投稿者:女性・68歳・ケアマネジャー
評価: ☆☆☆☆
大変感激し、すぐまた注文を入れて友人へ贈り物として送りました。訪問介護の経験が長く、仕事を続けてゆく中で何度も限界を感じ、壁に突き当たりました。そんな中、資格を取り続けスキルアップに努めました。仙台で訪問診療の岡部健氏と出会ったことも大きかった。太田先生の視点と姿勢に大いに共感を覚えました。
投稿者:女性・63歳・団体顧問
評価: ☆☆☆☆
とても読みやすく、かつ内容も深く、うなづくところの多い、いっきに読ませてくれる本でした。今後の実践的課題である地域包括ケアシステムについて、今やるべきことは何か、具体的な提案は一人一人に多くの参考になったと思います。
投稿者:
評価: ☆☆☆☆☆
太田先生のこれまでの活動の集大成が、読みやすくまとめられており、一気に読ませていただきました。全ての章から、在宅医療にかける先生の情熱が伝わってきました。中でも、第5章の「医療の新たな役割」は、とても勉強になりました。恥ずかしながら、老年医学会が提唱している「フレイル」の概念を初めて知りました。「社会的フレイルを阻止するには地域と豊かな関係を築くこと」という言葉は、会社人間の団塊世代には、身にしみました。「地域包括ケアシステムの決め手は町づくり」は、まったくご指摘のとおりと思います。ご著書を読んでいますと、先生の地元の在宅医療の現場を見たくなりました。
太田 秀樹
医学博士、医療法人アスムス理事長、全国在宅療養支援診療所連絡会事務局長。1953年奈良県生まれ。1979年日本大学医学部卒。1981年自治医科大学整形外科入局。同大学院終了後、整形外科医局長・専任講師を務める。1992年在宅医療を旗印に栃木県小山市におやま城北クリニック開業し、在宅医療・介護に取り組む。1994 年法人化に伴い理事長就任。大学時代はヨット、現在はジャズ演奏(ベース)が趣味。
蜂須賀 裕子
1953年東京生まれ。武蔵大学人文学部、和光大学人文(現表現)学部卒。
編集者を経てフリーランスライターに。子ども、女性、農業、食、健康、介護などをテーマに人物インタビューを機軸としたとしたルポルタージュを手がけている。