寿岳章子 女とことばと憲法と

寿岳章子 女とことばと憲法と

著 者

遠藤 織枝

ISBN

978-4-7803-1335-2 C0095

判 型

四六判

ページ数

312頁

発行年月日

2024年08月

価 格

定価(本体価格2,500円+税)

ジャンル

ルポルタージュ・記録

女たちよ、黙らないでー。
国語学者・寿岳章子は、日本語には女を否定的にとらえる言葉が多いことを指摘し、その呪縛を払い主体的に生きようと訴えたジェンダー平等推進の先駆者だった。発見された日記をもとに、その情熱と葛藤を追い、素顔に迫る。
 
寿岳章子(じゅがくあきこ)
1924-2005年。国語学者で女性学者の草分け。エッセイスト。京都市生まれ。東北大学から京都大学大学院に進み、京都府立大学教授などとして36年にわたり教壇に立った。日本語を通してジェンダー問題を研究した先駆者。65年には「憲法を守る婦人の会」を創設して市民運動にも積極的に関わる。

序 章 父と母の背中
第1章 成長する章子
第2章 国語学との出会い
第3章 女の生き方を見すえて
第4章 『日本語と女』の誕生
第5章 日常生活の中で
第6章 悩み深き親交
第7章 豪華な交友録
第8章 女たちと平和のために
終 章 後につづく者へのメッセージ

生前、NHK連続ドラマのモデルにもなった国語学者の日記が新たに発見されました。戦中から戦後の多感な時期にしたためた日記からは、時代と社会の壁にぶつかりながらも、日本語とジェンダーの研究に情熱を傾け、時に恋心を燃やす素顔が垣間見えます。新事実を含む書き下ろし評伝です。

遠藤 織枝
1938年生まれ。お茶の水女子大学国文科卒。日本語学・日本語教育専攻。2009年まで文教大学教授。にほんごの会理事長。