わらじ医者 よろず診療所日誌
著 者 | 早川一 光 |
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ISBN | 978-4-7803-0175-5 C0047 |
判 型 | 四六判上製 |
ページ数 | 160頁 |
発行年月日 | 2008年04月 |
価 格 | 定価(本体価格1,500円+税) |
ジャンル |
80歳でこそできる医療があった!
「わらじ医者」は80歳になって「白衣を脱ぎ」「薬を捨て、検査もやらず」「保険医指定も返上」して、診療費無料の診療所を始めた。それは、ただひたすらに聴く・触る・視る・問い語る医療である。真の地域医療とは何か、自宅で看取ることの意味など感動的な実践の数々は、現代の医療への痛烈な批判である。
序 80歳でこその医療
1 汗と入れズミ
2 とられのバアちゃん
3 でんわ
4 ただ、ひたすらにー聴く。
5 ー触る
6 ー視る
7 ー問い語る。
8 無の中の無限
9 空飛ぶ診療所
10 学校、こわい
11 煙のバアちゃん
12 オーラのバアちゃん
13 遠隔老老介護
14 金魚すくいの介護
早川 一光
1924(大正13)年、愛媛県生まれ。京都府立医科大学卒業。
1950(昭和25)年、京都・西陣に住民出資による白峰診療所を創設し、のちに堀川病院となり、院長・理事長を務める。
1998(平成10)年、京都府北桑田郡美山町の美山診療所の公設民営化に従事し、所長を務める。
2002(平成14)年、京都・衣笠に「わらじ医者 よろず診療所」を開設し、さまざまな医療相談を受けている。