「若者支援」のこれまでとこれから
協同で社会をつくる実践へ
編著者 | 若者支援全国協同連絡会 |
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ISBN | 978-4-7803-0822-8 C0036 |
判 型 | A5判 |
ページ数 | 100頁 |
発行年月日 | 2016年02月 |
価 格 | 定価(本体価格1,000円+税) |
ジャンル |
社会的ひきこもりの解決のために、これまで大事にしてきた居場所や就労支援などの取り組みを、どのように若者主体のものに転換し、若者全体が抱える生きづらさを解決する支援に変えていくのかを提案。
若者の生きづらさに向きあい、オルタナティブな社会づくりを構想。
ひきこもり・就労・障がい・貧困・・・などの当事者と担い手による、排除され孤立する若者たちの“支援/被支援”を超える協同のとりくみ。
序 章 子ども・若者支援と協同実践への方向性――若者たちが向きあっている現実と私たちの基本理念
第1章 背景にある社会の変容
第2章 社会的孤立や排除の実態――個々の若者たちに現れる困難
第3章 若者支援政策の展開
第4章 困難に対するとりくみの現在
第5章 「支援/被支援」を超えて
補 章 若者支援全国協同連絡会とは
投稿者:女性・61歳・無職
評価:☆☆☆☆
とても分かりやすい、良い本でした。とくに第1章からどうやって今の状況になってきたのかが、やっと納得できました。長い間の上昇志向の流れの中で、こなったことが分かりました。原因が分かれば、変えていく報告に動かせばいいと嬉しかったです。
新しい段階に入った「ひきこもり支援」と、今後ますます必要とされる「若者支援」の総合的な発展をめざすとりくみのベースとなる提案です。
若者支援全国協同連絡会
社会的ひきこもり支援者全国実践交流会から出発し、10年間つづけてきた全国集会の成果をもとに発展を遂げたネットワーク型組織。若者と若者にかかわる実践者・研究者が、地域づくり・社会づくりの重要な担い手となっていけるよう、さまざまな機能をもって援助している。