
夢とか希望とか愛とか友情とか
子どもの心がほどける居場所
著 者 | 山ノ内 はる子 |
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ISBN | 978-4-7803-1394-9 C0036 |
判 型 | 四六判 |
ページ数 | 152頁 |
発行年月日 | 2025年08月 |
価 格 | 定価(本体価格1,600円+税) |
ジャンル |
地域でできる「子どもの居場所」のカタチ
こんな「子どもたちの居場所」が地域にあったら
子育ては、まわりに迷惑をかけないで親がちゃんとしなくては…本当にそうですか?
つくりなおしたいのは、他人の子どもの面倒を見るのが当たり前の地域社会コミュニティ。
我が子の不登校をきっかけに始まった、地域の子どもたちとのかかわり。
それはやがて学習支援へ、さらに大人になったかれらの生活サポートへと広がり、 ついには自宅を開放した「居場所」へと発展していきました。
血縁を超えて寄り添い続ける〝はるさん〞の、あたたかくも波乱に満ちた日々を描きます。
弁護士の杉浦ひとみさん推薦。
1 章 いまどきの若者は…
2 章 「いい子に育ってほしい」と思うほど クニヒコとナナ
3 章 「できちゃった婚」は「おめでた婚」? ミユカとツヨシ
4 章 愛と暴力と性と生
5 章 子どもたちとの時間
「はるさん」が徹底的に子どもに寄り添う姿勢に心うたれます。これが地域における「ケア」。子どもの居場所づくりに関心のある方にはぜひ読んでいただきたいです。
山ノ内 はる子(やまのうちはるこ)
1964年生まれ。教員養成大学で、教員免許を取得するが教師にならないまま、2人の息子の周囲の子どもたちにかかわり続け、現在にいたる。