引き返す道はもうないのだから
池田香代子の怒りの処し方 1
著 者 | 池田 香代子 |
---|---|
ISBN | 978-4-7803-0642-2 C0095 |
判 型 | 四六判 |
ページ数 | 250頁 |
発行年月日 | 2013年09月 |
価 格 | 定価(本体価格1,800円+税) |
ジャンル |
文学者だっていうべきときには言います!
原発から沖縄、平和、政権論まで、政治・社会に鋭く切り込む、たおやかでポップなエッセイ集。
3・11後の日本は、「新しい道をつけながら、なつなつかしい未来を目指すしかないのだ」と説く。
1 静かに怒りを燃やす東北の鬼
2 トカゲのしっぽ 蟻の影
3 保守主義の島・沖縄
4 原爆忌から
5 保守主義的未来志向
6 政権交代 一炊の夢の検証
7 引き返す道はもうないのだから
投稿者:女性・81歳・無職
評価:☆☆☆☆
「集団的自衛権をあと一週間で閣議決定するから公明党は承服せよ」という日に、池田香代子さんの話を聞きました。ほんとうの冒頭。段落の一字空けがないのにびっくりしました。ひとつの文節を一字空けなしで始める、新しいスタイル。
池田 香代子
ドイツ文学者、児童文学者、翻訳家、エッセイスト、平和運動家。世界平和アピール七人委員会メンバー。