保育のなかの絵本
編著者 | 正置 友子【監修】・大阪保育研究所【編】 |
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ISBN | 978-4-7803-0770-2 C0037 |
判 型 | B5判 |
ページ数 | 204頁 |
発行年月日 | 2015年06月 |
価 格 | 定価(本体価格2,200円+税) |
ジャンル |
子どもたちと多くの時間を過ごす保育士にこそもっと絵本のことを知ってほしい!
保育の現場で、時間をつなぐためだけに読まれがちな絵本。しかし、保育士が絵本の芸術的な価値を認め、子どもの発達に応じ、真心こめて読めば、豊かな保育につながります。
第1章では絵本の価値と絵本の取り扱い方、第2章では子どもの発達と絵本について、第3章では保育現場での絵本読みの実践を年齢別に紹介。保育士のための、保育士による絵本論です。
保育士がおすすめする年齢別絵本リストつき!
はじめに
第1章 保育者が子ども達と絵本を読むということ
1節はじめに
2節絵本とはなにか
3節保育のなかの絵本
4節絵本の読み方
5節おわりに
第2章 章子どもの発達と保育と絵本
1節はじめに
2節子どもたちにすぐれた絵本を
3節乳児期の発達と保育と絵本
4節幼児期前半の保育と絵本
5節幼児期後半の発達と保育と絵本
6節おわりに
第3章 保育のなかの子どもたちと絵本:実践編
1節はじめに
2節1歳児クラスと絵本
3節2歳児クラスと絵本
4節3歳児クラスと絵本
5節4歳児クラスと絵本
6節5歳児クラスと絵本
おわりに
投稿者:女性・68歳・無職
評価:☆☆☆☆
今まで、子どものための絵本をテーマに書かれた書物をたくさん読んできましたが、絵本についてこんなに丁寧な内容の本は初めてです。出版してくださったことに心から感謝して、これから保育現場で活躍してくれる若い保育士や子どもたちに接するスタッフ、子どもたちの保護者、祖父母、たくさんの人に読んでもらいたいたいと願っています。
投稿者:女性・60歳・無職
評価:☆☆☆☆
単に実践された記録ではなく、絵本学を正置友子先生と学ばれた先生方の記録なので、価値ある本になったと思います。学童児の育ちのなかの絵本もつくってください。
正置 友子
1940年、名古屋市生まれ。愛知県立女子大学英文学科卒業。1973年に千里ニュータウンにて青山台文庫を開設、現在に至る。1994年、ローハンプトン大学大学院に留学。ヴィクトリア時代の絵本の研究論文でPh.D.を取得。元聖和大学大学院教授。2009年より絵本学研究所を主宰。