子どもの発達と描く活動
保育・障がい児教育の現場へのメッセージ
編著者 | 新見 俊昌・大阪保育研究所【協力】 |
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ISBN | 978-4-7803-0324-7 C0037 |
判 型 | B5判 |
ページ数 | 208頁 |
発行年月日 | 2010年01月 |
価 格 | 定価(本体価格2,500円+税) |
ジャンル |
描く活動を、日常の保育のなかにどう位置づければよいのでしょうか
幼児期の絵を「美術表現」という視点からではなく、基本的にはイメージを表し伝える「ことば」としてとらえ、子どもによりそって描く活動をもっと日常に生活・保育のなかに位置づけていきましょう。障がいのある子どもたちの描画活動にどう取り組んだらよいか、その事例も紹介します。
子どもたちの「描く力」を育てるのかーたっぷりの事例で紹介。
各年齢の「発達」を通して、子どもたちの描画の力の世界を拡げる本です
子どもたちの絵470枚掲載 絵へのコメントに心温まります。
はじめに 秋葉英則
第1章 描き、つくる活動の意義とそのよろこび
第2章 0歳〜1歳半ころ=乳児期(応答的活動から志向的活動へ)を経て幼児期へ
第3章 1歳ころ〜2歳ころー錯画的・なぐりがきの時代・表出の時代
第4章 2歳ころ〜3歳後半期ー意味づけ期・みたて・つもり期 表出期から表現期への転換期
第5章 4歳ころ〜4歳後半期ー頭足人の時代・羅列期前期
第6章 5歳ころ〜7歳ころー図式的構想表現の時代
第7章 「9歳の節」と思春期を見通して
おわりに
新見 俊昌
1932年生まれ。
滋賀大学教育学部非常勤講師
仏教大学社会福祉学部非常勤講師
大阪千代田短期大学幼児教育科教授を歴任。
全国各地の現場の実践に学びつつ、保育士と共同して、生活に根ざし、発達に応じ、かつ必要な描画活動のあり方を探求。