保育現場に生かす
「気になる子ども」の保育・保護者支援
編著者 | 丸山 美和子・大阪保育研究所 |
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ISBN | 978-4-7803-0197-7 C0037 |
判 型 | A5判 |
ページ数 | 176頁 |
発行年月日 | 2008年08月 |
価 格 | 定価(本体価格1,800円+税) |
ジャンル |
「気になる子ども」の保育に悩む保育士さんへ!
ここ数年、「気になる子どもが増えた」という保育者の実感をよく耳にします。そんな子どもへの理解と保育をどう援助していったらよいのか。また「対応の難しい保護者」の問題もあります。「気になる子ども」もいろいろあり、その中にはLD・ADHD・高機能障害などの「軽度」発達障害がある子どもが多くふくまれると考えられます。保育現場で悩む保育士さんに、「気になる子ども」の保育実践で大切にすべきことなどを、事例報告と実践で紹介します。
「気になる子ども」に関する保育者へのアンケート調査も掲載しました。
はじめに
第1章 「気になる子ども」の発達的理解
第2章 「気になる子ども」の実態と保育者の問題意識
保育者へのアンケート調査より
第3章 言語性優位のLDと診断されたNちゃん
保育実践の現場から
増本実践から学ぶこと
第4章 「気になる子ども」の保育実践で大切にすべきこと
「気になる子ども」の保護者も、やっぱり「気になる親」なのか? 「気になる子ども」といっても、いろいろあって、軽度の発達障害をかかえる「気になる子」という場合もある。子どもの障害を発見できる保育士さんはすごい力をもっていると思う。
丸山 美和子
仏教大学・社会福祉学部社会福祉学科教授
広島大学教育学部卒業、大阪教育大学大学院修士課程修了後、東大阪市教育研究所研究主事として発達相談・研究に従事。
1988年から仏教大学に勤務。