子ども理解のカンファレンス
育ちを支える現場の臨床教育学
著 者 | 福井 雅英 |
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ISBN | 978-4-7803-0306-3 C0037 |
判 型・ | 四六判 |
ページ数 | 224頁 |
発行年月日 | 2009年10月 |
価 格 | 定価(本体価格1,600円+税) |
ジャンル |
その瞬間、子どもにかける言葉・声の調子・表情は.....?
現場での判断と対応に発達援助の専門性の輝きを見い出す!
学校・幼稚園・保育園など発達支援の専門職に求められる子ども理解と実践力。現場の経験知を共有する方法をエピソードゆたかに解説。
序 章 子ども理解と現場の育ち
第1章 その瞬間、子どもにどう対応したかー日常の中に専門性を探る
◎「ババァ」攻撃の真菜ちゃんと
◎「先生の言うこと聞いても、全然かしこくならへんやん」
◎暢也くんはアスペルガー?
◎目の前の出来事に立ちすくんでも
◎専門職のアンテナ(ほか)
第2章 発達を援助する専門職に求められるもの
◎すべては子どもを深く理解することから
◎攻撃的感情を溶解させるものはなにか
◎子どもの生活世界と「いじめ」指導のリアリティ
第3章 現場がつくる臨床教育学
◎子ども理解と臨床教育学
◎管理をのりこえる学校創造と臨床教育学
◎発達援助専門職としての教師像と臨床教育学
投稿者:女性・教員
評価:☆☆☆
教員免許更新講習で、福井先生の講義を受け、この本を紹介されたので、すぐ購入しました。事例がたくさんのっていること、わかりやすいことばで書かれているので、共感しながら読むことができました。私は、特別支援学校の教員ですが、教育の根っこは同じだと思いました。
福井 雅英
1948年1月、滋賀県安土生まれ。立命館大学法学部卒業。
滋賀県内で小・中学校教師31年。その間、滋賀大学大学院教育学研究科(修士)、神戸大学大学院総合人間科学研究科(博士)修了。学術博士。武庫川女子大学大学院臨床教育学研究科助教授を経て、現在は北海道教育大学教職大学院教授。
専門は臨床教育学、教師教育、日本教育史。