女性受刑者とわが子をつなぐ絵本の読みあい
編著者 | 村中 李衣・中島 学 |
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ISBN | 978-4-7803-1162-4 C0036 |
判 型 | A5判 |
ページ数 | 192頁 |
発行年月日 | 2021年06月 |
価 格 | 定価(本体価格1,800円+税) |
ジャンル |
会えないわが子への想いを声にのせて
病棟で児童養護施設で、赤ちゃんからお年寄りまで、場をともにするコミュニケーションを根底に「読みあい」を実践してきた著者が、受刑中の母と子を深くやわらかくつなぐ。
今、誰も排除しない社会への小さなとびらをひらく。
はじめに◉絵本のちから、読みあいの可能性
1章◉読みあいを矯正の場に生かす ー絆プログラムの概要
2章◉一人でも独りじゃない ー絆プログラム12年間の記録
3章◉家族・社会につなぐ海外の試み ー感情が響きあう場づくり
4章◉受刑者処遇の未来へ向けて ー絆プログラムの意義と今後の課題
5章◉2020年の読みあいから見えてきたもの ー哀しみを得て生きすすむ
あとがき◉終わらない道の先に
本書『女性受刑者とわが子をつなぐ絵本の読みあい』
中に、誤りがありましたので、
下記のとおり訂正し、お詫び申し上げます。
・23ページ 6行目
誤 ワーキングシート(18-19ページ参照)A
正 ワーキングシート(26-27ページ参照)A
・171ページ 下から8行目
誤 再高
正 最高
初の官民協働刑務所・美祢社会復帰促進センターで実践されている矯正プログラムのひとつ。村中李衣と小学館集英社プロダクションが共同で開発。日本の刑務所・矯正処遇に、人権尊重と社会復帰の新たな可能性を広げ、注目される。
村中 李衣
1958 年山口県生まれ。児童文学作家、ノートルダム清心女子大学教授。
筑波大学人間学類卒業後、日本女子大学大学院で児童文学を学ぶ。その後、児童文学の創作に携わりつつ、就職先の小児病棟の子どもたちと絵本の読みあいを始める。さらに、読書療法や絵本を介したコミュニケーションの可能性について研究。保育者養成、保育者研修講師のほか、講演・受賞多数。