大震災と子どもの貧困白書
編著者 | 「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク |
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ISBN | 978-4-7803-0521-0 C0036 |
判 型 | B5判 |
ページ数 | 364頁 |
発行年月日 | 2012年03月 |
価 格 | 定価(本体価格3,000円+税) |
ジャンル |
3.11後の子どもの未来を考えるための第一歩
被災地域の人々とともにつくる渾身の白書
東日本大震災は、子どもたちと家庭の生活を新たな貧困に陥れただけでなく、もともと困難な生活を強いられていた人たちをさらなる苦境にさらしています。時間の経過とともに暮らしの立て直しには格差が広がり、置き去りにされたままの子どもたちがいるのではないでしょうか。震災によってあぶりだされた被災地・被災した子どもたちの貧困を明らかにすると同時に、「過去最悪」となった子どもの貧困率15.7%の実態に迫ります。
第1部 大震災と子どもの貧困
1章 震災があぶり出した子どもの貧困
1 子どもの育ちと暮らしの現場から
2 子どもが生きるために必要な権利保障
2章 子どもたち・若者たちから
3章 子ども・家庭への支援
4章 震災と子どもを考える
第2部 子どもの貧困2011
5章 「過去最悪」子どもの貧困率15.7%
6章 検証:子どもの貧困解決政策
資料
投稿者:男性・大学教員
評価:☆☆☆
今後、大きな社会問題になると思われる、この種の問題に本格的に取り組まれた書籍と思っています。
是非、この「白書」を毎年、刊行していただきますよう希望致します。
「なくそう!子どもの貧困」全国ネットワーク
編集委員代表
湯澤直美 ( 立教大学コミュニティ福祉学部教授・「なくそう! 子どもの貧困」全国ネットワーク共同代表)
編集委員
阿部 彩 (国立社会保障・人口問題研究所 社会保障応用分析研究部長)
田中孝彦 (武庫川女子大学教育研究所教授・日本臨床教育学会震災調査準備チーム)
丹波史紀 (福島大学行政政策学類准教授・福島大学震災復興研究所反貧困ネットワークふくしま)
賀屋義郎 (民主教育をすすめる宮城の会事務局長・東日本大震災復旧・復興支援みやぎ県民センター事務局次長)
小野寺けい子 (盛岡医療生活協同組合理事長・川久保病院小児科医師 こどもの“ふつう”を考える福祉・教育・医療の会)